エンジニアの仕事は将来がないという人もいます。それはAI技術の進化により、AIに仕事を取られてしまうと考えられているからです。しかし、エンジニアでもプロジェクトマネージャーとしてプロジェクトを引っ張っていけるような人材の需要は、この先高まっていくと予想されています。そのため、マネジメントのキャリアを積んでスキルを習得することが、将来の自分の市場価値アップにつながるでしょう。
プロジェクトマネージャーとは、プロジェクトの技術面やチームメンバー、予算など総合的にプロジェクトをマネジメントするのが役割です。経営スキルやコミュニケーションスキル、タスク管理スキルなどが求められます。たとえば、チームメンバー一人ひとりが良い仕事をするためのミーティング、クライアントの要求を正しく理解して製品を作るうえではコミュニケーションスキルが欠かせません。経営スキルは経費のバランスや、無理のない納期設定に不可欠です。タスク管理は、納期に間に合わせるために仕事を割り振る際に必要となります。このように、仕事のコントロールやプロジェクトに取り組みやすい環境づくりといった部分に、やりがいを感じることが可能です。
エンジニアとして、あまり意識することのないスキルでしょう。しかし、将来的にも活躍していきたいと考えるのであれば身につけておきたいスキルと言えます。もし技術面で活躍してきたいなら、“【完全分析】エンジニアの将来性”の方が参考になるかもしれません。